同志社香里と関大第一が同じ偏差値⁉

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おはようございます。
新大阪の中学受験個別指導‐SPI数学塾吉田です。
三角形角度問題 四角形面積問題 計算雑小問
見出しを見て「何の釣りですか?」と思われるかも知れません。
勿論、今の中学受験の偏差値ではありません。
しかし、20年以上前は事実だったのです。
2000年前後ですが、当時から関関同立付属中学は非常に人気があり、バブル崩壊で就職不況が続く中、学歴フィルターに引っ掛からない関関同立への注目が上がっていたのです。
当時の中学受験の関関同立における序列は、関学>同志社>立命館>関大でした。
確か、関大北陽は加藤学園北陽のままで、関大中高等部がなく、立命館守山がなく、関西学院千里国際は千里国際のままでした。
啓明学院は関学の協定校でなく、初芝立命館も立命館の協定校でありませんでした。
それ故、関関同立付属校の希少性が高く、関大第一も一番下とは言え、レベルが高かったです。
同志社系に関しては、当時から同志社(岩倉)・同志社国際・同志社女子・同志社香里とあり、偏差値の序列は同志社(岩倉)>同志社国際>同志社女子>同志社香里だったのです。
同志社香里は関大第一と同じ偏差値でした。
これに驚く方が多い方も知れません。
今は同志社香里>>同志社(岩倉)>同志社国際>同志社女子だからです。日能研偏差値(国際は人数が少なくデータにないようです)
当時から女子校不人気が始まっており、同志社女子が一番入りやすいのはともかく、今では同志社系屈指の伝統校で本家でもある同志社(岩倉)より同志社香里の方が偏差値がかなり上になっているのです。
この原因は人口の多い大阪で京都からも通いやすい京阪電鉄の香里園駅から徒歩5分にある同志社香里と京都市外からだと通いにくい地下鉄烏丸線国際会議場駅から徒歩5分の同志社(岩倉)との差、つまり通学人口が見込める場所にあるか否かの立地条件に他なりません。
それでも、ヒエラルキー的に格下と見られていた同志社香里が同志社直系を20年でゴボウ抜きするのは驚きのほかありません。

この事実は全国の競合校に周知されていると思われ、今後の経営戦略で重視されることでしょう。
そう言えば、立命館は大阪・茨木にキャンパスを新設し、そこにある経営学部等の人気が非常に高いです。
今や上位の法学部・文学部・国際関係学部を脅かす存在になっているとか。
従来は経済学部の下とされていましたが、経済学部は滋賀・草津のキャンパスにあり、最寄駅からバスが必須のため、今や立命館文系では一番入りやすいと言われています。
同じ滋賀・草津のキャンパスにある理系学部等はレベルが不変であり(広いキャンパスで設備が充実しているためか?)、マスプロ講義の文系はやはり通学人口の多い都心部が良いということですね。
そう考えると、なぜ経済学部の移転はないのだろうかという疑問がわきます。
これは滋賀県との大人の事情があるんですね。

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