おはようございます。
新大阪の中学受験個別指導‐SPI数学塾の吉田です。
三角形角度問題 四角形面積問題 計算雑小問
前回前々回のブログでは2024年司法試験法科大学院別合格者数や司法試験予備試験大学別合格者数をテーマにしました。
今回は司法試験と並ぶ難関資格の公認会計士大学別合格者数上位10校の2019年~2023年を載せたいと思います。(2018年以前は慶応三田会をご覧ください)
年度 | |||||||||||
2019 | 慶応183 | 早稲田105 | 明治81 | 中央71 | 東京40 | 京都38 | 立命館38 | 神戸36 | 一橋34 | 法政34 | |
2020 | 慶応169 | 早稲田98 | 中央74 | 明治60 | 立命館52 | 東京49 | 神戸47 | 京都43 | 法政42 | 同志社34 | |
2021 | 慶応178 | 早稲田126 | 明治72 | 中央65 | 東京58 | 立命館49 | 京都41 | 神戸38 | 大阪36 | 一橋35 | |
2022 | 慶応187 | 早稲田109 | 明治86 | 東京57 | 中央54 | 立命館54 | 神戸50 | 京都47 | 同志社38 | 一橋38 | |
2023 | 慶応165 | 早稲田128 | 明治101 | 東京56 | 同志社56 | 中央55 | 京都50 | 神戸44 | 一橋38 | 法政38 | 立命館38 |
慶應義塾・早稲田については入れ替わることもなく、常に1位・2位が固定しているのは面白いですね。
3位は明治に固定化されそうであり、かつ大台の100人に達しました。
2016年まではほぼ中央であり、たまに東大・一橋が入る感じでした。
2020年こそは中央が入りましたが、明治が4位の東大に大差をつけており、3位までが固定化されそうです。
立命館もこの20年で合格者数が伸びた大学でいよいよ中央をお抜いて4位かと思われてましたが、2023年は合格者数を減らしました(浪人が少なかったなどが理由か?)。
同志社・法政も合格者数が多いですが、レベルを考えると、同志社は物足りないかも知れません。
過去20年等を俯瞰して見ると、レベルから見て大学として公認会計士合格者数に注力をしているのは、明治・中央・立命館・法政となるでしょう。
立命館の経営学部は元々滋賀県草津市だったのを2015年に大阪いばらきキャンパスに移転して、レベルが上昇しました(そもそも、文系の経済・経営両学部がなぜ滋賀県のキャンパスだったのかが謎。経済学部は未だに移転しておらず、文理融合を目指しているイメージ。)
今年は合格者験でしたが、数年後には4位・5位で固定するかと思われます。
それから、1971年・1974年には1位だったこともある中央も改革のメスが入るでしょう。
法学部が茗荷谷キャンパスへ移転となりましたが、商学部も同様に23区内の利便性の高いキャンパス移転があるかもしれません。
同志社は元々は関西学院と並び関西では公認会計士の名門大学であり、10位以内に入りつつ、関西私学だとトップであり続けてもおかしくない大学。
しかし、立命館より少ない場合が増えているのは、明らかに大学として合格者増に注力していない証左。
これには宗教情操教育の「結果が全てでなく、努力する過程に価値を見出す」考えがあると考えられます。
日本の有名私立大学は旧法律学校とキリスト教系に大別されるが、少子化が顕著になった過去30年程では、旧法律学校の大学は実績主義・競争原理・面倒見を重視していると思われ、キリスト教系大学は悪く言えば旧態依然として自己責任の考えが強いように思われます。
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#2024司法試験法科大学院別合格者数
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